警察署で保管していた拾得物の現金をだまし取った疑いがあり、大阪府警は、府警南署の男性巡査と知人2人から詐欺容疑で事情聴取を始めた。
巡査は、拾得物の情報を管理する府警のネットワークシステムを悪用し、知人2人を落とし主に仕立て上げて詐取していたという。
★巡査は拾得物を管理するシステムを署内のパソコンで閲覧し、拾得された現金の金額や発見状況などの情報を入手★。
巡査からその情報を聞いた知人らが「自分が落とした」などと警察署に虚偽の申告をし、現金を詐取した疑いが持たれている。
 このシステムは、府内の全65警察署に届けられた紛失・拾得物の情報を一元的に管理。
日時や場所、特徴などを入力して、紛失物と一致する拾得物がないか検索できる。