https://news.yahoo.co.jp/articles/908dfd617c42e3bcf74148e74e6522a892cc0a12

ボタンを押したら、25秒でアツアツのそば・うどん。

食べたいときにすぐ食べられる自動販売機。

これまで作られたのは、およそ3,000台。

しかし、製造開始から半世紀がたとうとしている今、絶滅の危機にひんしている。

北海道では、8年前に姿を消したが、2021年の暮れ、1台だけ復活した。

客「昔はあったので、食べていた。途中から全然なくなったので、久しぶりに食べた気がします」

そば粉や小麦粉にこだわり、だし汁はあっさり目。

25秒で何が行われているかというと。

麺が入った丼に、85度の熱湯が注がれ、ふたがされると勢いよく回転。
ほぐし、温め、湯切りは、4秒を2回。

最後に、だし汁とお湯が注がれて完成。

その1杯を求め、5時間かけてやってきた運送業の男性は。

運送業の男性「あぁ! 久しぶりだ! おいしいね」

復活から1カ月。

若い人たちも訪れるようになった。

昭和の技術がつむぎ出す、温かい1杯を求め、今では1日に50杯売れる日もあるという。


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