福島県庁に人気グループTOKIOと連携した「TOKIO課」
東日本大震災の原発事故から10年余、TOKIOは風評被害に苦しむ県産品PRを担ってきた。
どんな組織で、どのような狙いがあるのか。
 4月17日、福島県郡山市で開催されたプロ野球BCリーグ・福島レッドホープスのホーム開幕戦。
TOKIOのメンバー・国分太一さんが始球式にサプライズ登場した。「TOKIOは福島の皆さんに成長させてもらった」とあいさつ。
同月1日に誕生したTOKIO課に触れ、「皆さんと一緒に何か楽しいことを作っていきたい」と呼びかけた。
 東京電力福島第一原発事故の後、県は2012年、県産品への消費者の不安を解消しようと、CMにTOKIOを起用。
★9年間で30数億円の予算を使い★、計45本のテレビCMを制作し、首都圏に加え、関西や北海道、沖縄でも流した。