海外発!Breaking News 2022.03.28 04:00 writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「フーリガン」と呼ばれる2匹のチワワ、元警察犬を襲い地元住民を恐怖に陥れる(英)

公共の場で犬を散歩させる際にはリードで繋ぐことが飼い主としてのマナーだが、このほどイギリスでリード無しで散歩する2匹のチワワが町に混乱を引き起こしているという。2匹は非常に攻撃的で地元住民が飼っている元警察犬に襲いかかったそうだ。『The Sun』『The Mirror』などが伝えている。

英ウィルトシャー州コーシャムの評議会に、地元住民からリードに繋がずに散歩させている2匹のチワワについて苦情が寄せられた。この2匹は畑に放牧されている羊を追い回したり、散歩中の他の犬に容赦なく襲いかかるなどして地元住民を恐怖に陥れたそうだ。

また警察犬を引退したジャーマンシェパードを飼っている男性からは「2匹のチワワに飼い犬が襲われた」という苦情もあったようだ。他にも地元で医師をしているジェフリー・オドワイヤー氏(Jeffrey O’Dwyer)は、
近所で体重が65ポンド(約30キロ)ほどもある2頭の犬を連れて散歩させていた男性が、突然2匹のチワワに襲われる瞬間を目撃したと話している。

オドワイヤー氏はこの凶暴な2匹のチワワを、メキシコのチワワ州にちなんで「血まみれのメキシカン・フーリガン」と呼んでいるという。

これらの苦情を受けてコーシャム評議会の議長であるルース・ホプキンソン氏(Ruth Hopkinson)は、

Facebookに「犬を飼っている方はご注意ください」と投稿して住民に注意を促した。ホプキンソン氏は、リードを付けずに犬を散歩させている飼い主に向けてこのように訴えている。

「『自分の犬はフレンドリーだから…』と思っている飼い主さんもいると思いますが、他の犬や小さな子供を目の前にした時に犬は予想外の行動を起こす場合があります。
いずれにしても犬は常に自分の管理下に置き、公共の場ではリードで繋ぐようにしてください。あなたの犬によって他の犬や羊などが怪我をしたり、命を落とした時の獣医の費用などの損害は飼い主のあなたが責任を負うことになります。」

この投稿には、2匹のチワワに対して不満を持っていたであろう人たちから「よくぞ言ってくれた」「ありがとうございます。飼い主が注意してくれること望みます」といった声が寄せられた。

チワワは小型犬ゆえ攻撃的なイメージがないように感じられるが、フィンランドのヘルシンキ大学で約9000匹のペットを対象とした研究で、大型犬や中型犬に比べ小型犬は攻撃的な行動を取る確率が高いことが分かっているそうだ。

https://japan.techinsight.jp/2022/03/masumi03271200.html/2