東京では1日、新たに7982人の新型コロナウイルス陽性者が判明。
陽性者数の下げ止まりが続くなか、都内の発熱外来では2週間前に比べ、患者数が2倍に増えています。

1日、東京都の新型コロナ感染者は7982人。「まん延防止等重点措置」の解除後は下げ止まりの傾向です。第7波へと転じるのでしょうか。

都内の発熱外来では待合室に収まらないほど、患者がひっきりなしに訪れていました。
いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:「週末土曜日くらいから来る患者が増えてきて、発熱外来がまたパンクしてきた」

2週間前に比べ、患者が2倍に増えています。

20代・患者:「下痢も家で何回もしている」

激しい頭痛や喉の痛みを訴える20代の女性。

院長:「この腫れ方はやっぱりオミクロン株。症状が強くてBA.2なのかなと思う」

オミクロン株の一種で、感染力がさらに高いとされる「BA.2」。

その置き換わりが進んでいるといいます。

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:「恐らく半分を超えて6割7割以上はBA.2になっているんじゃないかと」

まん延防止等重点措置の解除は影響しているのでしょうか。

20代・患者:「何人かで食事をしていて、そのうち何人かは陽性だった」

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:「『何人か』っていうのはすごい。いかに感染が広がっているかということ。
数日から1週間の間逼迫(ひっぱく)してきたのは、“まん延防止措置”解除の影響もあるのかもしれない」

診察中ぐったりとする9歳の男の子。

院長:「まだワクチンを打ってないですもんね」

父親:「はい」

抗原検査の結果は「陽性」。去年9月に続く2回目の感染です。

父親:「2回目子どもがかかっちゃうとどうなるのかなって」

院長:「心配ですよね」

子どもたちの感染拡大が懸念されるなか…。

東京・狛江市では12歳から17歳の3回目接種について、空いた枠を活用し、接種券がなくても予約できるようにしました。

狛江市新型コロナ予防接種室・池田優主査:「3月30日から予約を開始し、31日の夜時点で(あすの分は)予約が埋まっている。
少しでも早く打ちたいという人が多いんだろうと」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000250120.html#:~:text=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3