※2022年4月6日 2:01 (2022年4月6日 7:21更新)

【ロンドン=中島裕介、ワシントン=中村亮】米国と英国、オーストラリアは5日、極超音速兵器や無人潜水機の開発など8分野で協力していくと発表した。合意済みの豪州に対する原子力潜水艦の供与から協力分野を増やし、中国に対抗する姿勢を鮮明にした。

米英豪の首脳は5日、2021年9月に創設した安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」の進捗を確認した。共同声明で「自由で開かれたインド太平洋への関与を再確認した」と強調した。「人権や法の統治などを尊重する国際システムへの揺るぎない関与」も訴え、ロシアによるウクライナ侵攻に重ねて反対した。

米ホワイトハウスによると、3カ国は8分野で協力を確認した。極超音速兵器は音速の5倍以上の速さで速度や経路を調整しながら飛行できる最新鋭兵器で、既存のミサイル防衛システムでは迎撃が難しいとされる。米国や中国、ロシア、北朝鮮が開発を競っている

続きは↓
日本経済新聞: 米英豪、極超音速兵器・無人潜水機で開発協力 中国対抗(写真=AP).
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR05DB80V00C22A4000000/