https://news.yahoo.co.jp/articles/fc57d27d8643d4e44c38d5110332606acbb5795a

21日未明、乗用車を運転し、事故を起こしながら現場から立ち去り、知人を身代わりにしようと警察にうその申告をさせたとして、40歳の中国人の男が逮捕されました。

 道路交通法違反(事故不申告)の疑いで逮捕されたのは、千葉県に住む会社員の40歳の中国人の男です。
 男は21日未明、乗用車同士の衝突事故を起こしたにもかかわらず、その場から立ち去り、さらに近くに住む知人に身代わりになるよう指示し、警察官にうその申告をさせた疑いがもたれています。
 警察によりますと、21日午前0時すぎ、滝川市幸町3丁目の交差点で、40歳の中国人の男が1人で運転していた乗用車が、別の乗用車と出会い頭に衝突しました。
 駆け付けた警察官が、事故現場で中国人の男に事情を聴いていたところ、もう一方の乗用車に乗っていた人が、「運転していたのはこの人ではない」と指摘したため事件が発覚しました。
 その後、実際に乗用車を運転していた40歳の中国人の男が警察署に出頭し、容疑を認めたため、警察は21日夕方、男を逮捕しました。

 警察によりますと、40歳の中国人の男は、事故を起こした後、その場から立ち去り、近くに住む知り合いで自称会社役員の39歳の中国人の男に身代わりになるよう頼みました。
 警察の調べに対し、男は「身代わりを頼んだ」と容疑を認めているということです。
 また、事故を起こしたもう一方の乗用車に乗っていた4人のうち2人が頭や足に痛みを訴えていて、警察は40歳の中国人の男の救護義務違反の疑いも視野に捜査を進めています。

 一方、男の身代わりになった滝川市泉町に住む39歳の中国人の男は、自身が交通事故当時者であると警察にうそを申告するなどして身代わりとなった、犯人隠避の疑いで逮捕されました。
 男は容疑を認めているということです。