Q2 何言ってんだかよく分かんないんだけど
A2 ごめんね。工業製品の事を考えてもらうのが一番早いと思うので(A)ばらつきを減らす について説明する。
工業製品ってのは何であれ規格がある。規格ってのは長さであれば5m±1cmという様な。

切断のやり方次第でばらつきが1cm以下に絶対に収まるようなものがあれば逆に1cmを超えてしまう様なものもある。
・人が目測でテキトーに切れば1cm以上ばらつくことは出るでしょう。5mってかなり長いし。
・毎回律儀に測って切れば数mmに収まるでしょう。
・最初から自動計測自動切断したら絶対ばらつかないでしょう、等々。

この5mの長さになるように100m以上あるような長い材料をどんどん切っていくとして、この±1cmの範囲で収まる確率が97%なら
つまり、100本切って97本が±1cmに収まるようなばらつきの仕方なら、それは3σの範囲って言うことになります。
この±1cmの事を、「管理限界」なんて言います。

自動車とかHDDとかは、6σっていって(今はもっと厳しいかもしれないけど)そういう世界になると、100万個作って不良が数個の世界になります。こういう世界はもうすべて機械・数値制御前提になる。職人芸で数μmの厚さが手で分かるような名人芸の技量があったとしてもその職人さんに1万個同じものを作ってくれと言ってそれが出来るかというと出来ない。出来たとしても結局機械で作らせた方が早いか安いか両方かになります。

で、製薬やmRNA以前のワクチンの世界は、長期間にわたり治験を繰り返してppmオーダー未満(100万人に一人の死者が出たら死亡率1ppm)になるようにしてから世間にリリースしていた訳ですね。
それが急におかしなことになっていたのに専門家がほとんどおかしいと言わないところが既におかしいと言われている訳です。「コロナが緊急事態なんだ」「危険が危ない」はいいんだけど、本来の医薬品に求められていた基準が大甘になっていたこと、一部少数の医者専門家を除いて誰も異常だと言わなくなっていたことは、反ワク派は当然みんな気づいていたことです。