2022年8月16日 09:34

 米軍普天間飛行場から有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)汚水が沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校に近接する水路をたどって民間地に放出されていた問題で、市民団体「宜野湾ちゅら水会」(宮城優会長)は15日、
同小の敷地が汚染されていないかの独自調査を始めた。委託された県環境科学センターの職員が、グラウンド周辺の3カ所から土壌の表層を約200グラムずつ採取した。

 同会は飛行場内からの排水が学校に流入している可能性があるとみて、県や宜野湾市に土壌汚染調査を求めてきた。だが行政側は基準値や分析方法が確立していないことから実施に否定的なため、同会が独自で調査に乗り出した。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1008440