聖光さんの遺体は、会社事務所のトイレで発見された。
死因は、タンクの上にあった練炭による一酸化炭素中毒。隙間を埋めるため、トイレの扉は接着剤で埋められていた。
遺書も残されていたことから、当初は自殺とみられていた。

しかし、トイレからは、練炭に火をつけるためのライターやマッチ類などは見つからなかった。
さらに、扉の隙間を埋めた接着剤の容器は、別の部屋から発見された。

これらのことから、警察は他殺と判断。
聖光さんを練炭自殺したように見せかけた殺人の疑いで逮捕されたのは、大阪・堺市の建設会社社長で、
聖光さんの実姉・足立朱美容疑者(44)

新たに朱美容疑者の会社にあったパソコンやプリンターから、自殺と見せかけるために遺書を偽造したとみられる痕跡が見つかっていたことがわかった。