米航空宇宙局(NASA)は米東部時間3日午前(日本時間4日未明)、フロリダ州のケネディ宇宙センターで予定していた新型ロケット「SLS」での有人宇宙船「オリオン」の打ち上げを再延期することを決めた。

 今回の打ち上げは米国主導で人類を再び月面着陸させる「アルテミス計画」の第1弾で、無人での実施。延期は8月29日に続いて2回目だ。

 NASAは米東部時間3日午後2時17分(日本時間4日午前3時17分)に打ち上げる予定だったが、ロケットの燃料となる液体水素の注入を始めたところ、燃料漏れが検出された。複数の対策を講じても解決しなかった。

朝日新聞デジタル
2022年9月4日 1時07分
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