2022年09月15日 9時16分歴史は繰り返す 部門より

米国では過去にリスク軽視の融資によるサブプライムローンが大きな問題となったことがあったが、米CNBCの報道によるとApple Cardにも同様にサブプライムリスクが持ち上がっているらしい。原因はApple Cardのパートナーであるゴールドマン・サックス(CNBC、iPhone Mania)。

ゴールドマン・サックスは2016年に消費者金融事業へ進出したものの、審査を緩くした結果、クレジットカードローンでの損失率が大きな問題となっているという。この状況に至った大きな要因は、同社の主力商品となっているApple Card。Apple Cardは幅広い層への浸透をおこなうために、クレジットスコア(信用度)の低い層も対象としてきた。その結果、4分の1以上がFICOスコア660未満の顧客に提供されているとされる。

JPモルガンによると、ゴールドマンのクレジットカードローンの損失率は、米国の大手カード発行会社の中で最悪となっており、その損失率はサブプライムローンをはるかに上回る2.93%に達しているとしている。
https://apple.srad.jp/story/22/09/14/1442201/