日テレNEWS 9/16(金) 8:35

東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件に関連し、東京地検特捜部がJOC=日本オリンピック委員会の竹田恒和前会長から参考人として任意で事情を聞いたことが分かりました。

この事件は、組織委員会・元理事の高橋治之容疑者が大会スポンサーだった企業側から賄賂を受け取ったとされるもので、これまでの立件総額は1億2000万円あまりに上ります。

関係者によりますと、高橋容疑者は取り調べに対し、不正行為を否定しているということです。

その後の取材で特捜部が16日までに参考人としてJOC=日本オリンピック委員会の前会長・竹田恒和氏から任意で事情を聞いていたことが新たに分かりました。

特捜部は組織委員会の副会長でもあった竹田氏に対し、高橋容疑者が組織委員会の理事に就任した経緯などについて説明を求めたものとみられます。

特捜部は先週、事件の関係先として大会スポンサーだった駐車場サービス大手「パーク24」の家宅捜索を行っていますが、竹田氏はこの会社の社外取締役を務めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8f58b6d9eb21dcc231e2270b315d196a5629b447