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野党サバイバル 第1党の生きざまA 蓮舫氏に聞く

 政界で抜群の知名度があり、直言型で知られる立憲民主党の蓮舫氏。旧立憲時代から参加しているものの、今は執行部から距離を置く。現在の野党第1党の姿をどう見ているのか、意見を聞いた。

 ――立憲は昨年の衆院選、今夏の参院選と立て続けに議席を減らしました。要因は何ですか。

 「理由は簡単。党勢がない。私も参院選で候補者として戦いましたが、『立憲民主党』と言えない空気がありました。何が原因なのか。やはりひとえに、それは執行部だと思う。
参院選で比例票を大きく減らした責任は執行部にあると思い、泉健太代表に辞任を迫りました」


 ――岸田政権は強い、ということでしょうか。

 「岸田首相が誕生したとき、実は期待しました。『成長』のみならず『分配』を強調した。私たちが主張してきた『分配がむしろ成長をつくる』との考え方と似ていると思ったからです。
ところが、予算委員会などで首相と向き合ったが、残念ながら『聞く力』とは優柔不断さなのだとよくわかりました」

以下略