自民山形県連に白い粉 県職員が関与認める「差出人にした人物困らせるためやった」

 自民党山形県連に白い粉の入った郵便物が届いた事件で、県は12日、県農林大学校
(新庄市)に勤務する非常勤職員が関与を認めたと発表した。県連によると、職員が県警に出頭したとの説明を県から受けたという。県は職員の氏名などを公表していない。

 県によると、職員は11日、学校長に「県連に白い粉状のものを郵送した」と打ち明けた。県は事実関係を確認する方針で、職員を自宅待機にしている。

 郵便物は4日に届き、県連が山形署に業務妨害容疑で被害届を提出。県連によると、11日に匿名で「差出人として書いた人物を困らせるために不審物を送った。申し訳ない」との内容のはがきが届いたという。

河北新報 2022年10月12日 18:05
https://kahoku.news/articles/20221012khn000033.html