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ロシア軍はマイクロチップ、エンジンや赤外線画像の技術といった新たな兵器製造に必要な物資の確保に手間取っているとした。

超小型電子技術を手掛けるロシアの最大手企業の2社は必要な外国製部品が入手できないため一時的に製造中止を強いられたともした。ハイテク技術の部品でもないベアリングも欠乏しており、戦車、航空機、潜水艦やほかの軍事的な装備品の生産にも支障を与えている。

米国家情報長官室の分析によると、ロシアの軍事産業が装備品の製造に必要な部品などの不足に直面したのは今年5月初旬にさかのぼるともされる。船舶用ディーゼル、ヘリコプター、航空機部品や消火システムの装置にもその影響が波及したという。