●大隈重信 世界平和の趨勢(青空文庫より引用)

>「近世に於ける欧州の戦費の五百億は皆猶太人のポッケットより出たものである。
かの世界第一の富豪ロスチャイルド家の如きも、各国の政府に金を貸し付けて戦わしめ、
また軍備を拡張せしめ、これによって得たところの収益で現時の富をなすに至ったものである。
而して今や資本家の勢力は政府を左右し、平和の継続、戦争の開始、軍備の拡張、
軍事費の増加をその意思のままにすることが出来る。
政府はただ資本家の欲するがままに動く。」