米国発のコーヒーチェーン「ブルーボトルコーヒー」の日本法人(東京)は16日、下高井郡野沢温泉村に
車両を使った店舗「コーヒートラック」を出店した。来年2月12日まで(定休日なし)の期間限定で
県内でのブルーボトルコーヒーの出店は初めて。野沢温泉スキー場近くにある宿泊施設「野沢温泉ロッヂ」前に
トラックを設置。同法人初の試みとして、一部のメニューには村内の天然水を使う。

 自然豊かな環境でコーヒーを提供しようと今春から都内や名古屋市、福岡市などに出店しており、6カ所目。
同法人は野沢温泉について、自然環境の良さや地元住民が守ってきた水の豊かさに着目。
雪景色の中でコーヒーを味わってもらおうと出店を決めた。

 コーヒーを入れる専門家「バリスタ」が、店舗と同様にラテアートなどを施したドリンクを提供する。
アウトドアシーン向けに開発したコーヒー「アウトドアブレンド」のエスプレッソを使用したドリンク(税込み594円から)や
ワッフル「リエージュワッフル」(583円)などを販売。村内産の天然水は、インスタントコーヒーを使ったメニューや紅茶
緑茶に使用する。

信濃毎日新聞 2022/12/17 20:04
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022121700078