民家に侵入し、就寝中の高齢女性を脅して金を奪ったとして、大阪府警捜査１課は２６日、強盗と住居侵入の疑いで、大阪市東住吉区山坂、会社役員、藤下朋哉容疑者（３２）と同市東淀川区豊新、職業不詳、坂本佑太容疑者（２３）を逮捕したと発表した。藤下容疑者は「何も話すことがない」と供述し、坂本容疑者は「１万５千円の報酬をもらった」と容疑を認めている。

府警によると、坂本容疑者ともう１人の男が実行犯だったとみられる。藤下容疑者は現場近くで待機していたといい、詳しい経緯を調べる。

逮捕容疑は共謀し、１月７日午前２時１０～３０分ごろ、堺市堺区東湊町の民家に侵入。就寝中だった住人女性（８８）の両手を押さえつけて「静かに。お金はどこに置いてある」と脅して、鍋の中などにあった現金計約１５万４千円を奪ったとしている。女性にけがはなかった。

現場周辺の防犯カメラなどから逃走車両を特定し、両容疑者が浮上した。

産経新聞

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