総務省文書が明らかにした政権の報道介入をメディアはどう報じ、何が問われたのか
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20230320-00341881

この文書ではTBSの「サンデーモーニング」や「報道ステーション」などを政権が取り締まりの対象と考えていたことが明らかになったが、「私たちは怒っています!」と抗議の声をあげたのは、主にTBSやテレビ朝日の報道・情報番組に関わっていたキャスターたちだ。

 そしてこの一連の事態を経て、テレ朝の古館伊知郎さんやTBSの岸井成格さんといったキャスターが番組を離れていった。
安倍政権は放送現場に萎縮を促すような圧力をかける一方で、メディア経営者との会食を行うなどして「飴と鞭」でメディア支配を強めていったのだが、その影響は着実に浸透していったように思える。