「異次元の少子化対策」の財源をめぐり、消費税などの増税をする考えがあるか問われた岸田総理大臣は、「この時点で申し上げることは控えなければならない」と述べるに留めました。

日本維新の会・片山大介参議院議員
「(少子化対策の)財源について聞きたいのは、消費税などの増税はしないのかどうか。ここも議論になっていますけど、どういう考えなのか」

岸田総理大臣
「子ども子育て政策、具体的な政策ということになるとかなり多岐にわたることになると思います。それぞれにふさわしいこの支え方、予算財源のあり方これがあるんだと思います。その支え方が何なのか、今この時点で申し上げることは控えなければならないと思います」

子ども政策の予算規模や財源をめぐって岸田総理は、「まず内容を決めたうえで、それを社会全体でどう支えるかを考える」と繰り返しました。

消費増税については、おととしの総裁選で「10年程度上げることは考えていない」と述べ、去年11月には、その考えは「変わっていない。上げることは考えていない」と答弁していまが、きょうは明言しませんでした。

一方である閣僚は「消費税はやらない。限られた財源の中でやるしかない」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e99c97ded00e8bae68e3af1bd3329400407013db