手製の銃のようなものをちらつかせて京都府木津川市職員の業務を妨害したとして京都府警木津署は23日、威力業務妨害の疑いで同府木津川市加茂町河原東大門の無職、津野政美容疑者(74)を逮捕した。津野容疑者は「業務を妨害したつもりはない」と供述し、容疑を否認している。

木津署によると、銃のようなものはステンレス製のパイプ(長さ約23センチ)を粘着テープで4本束ねた状態だった。犯行時に殺傷能力はなかったが、自宅からは火薬として使用される恐れがある市販の花火などが押収された。同署が詳しい経緯を調べる。

逮捕容疑は21日午後、容疑者の自宅を訪れた市地域包括支援センターの職員に手製の銃のようなものを見せ、「ものすごい勢いで飛ぶ」「生活保護止めたらすぐ行く」と発言するなどし、相談を受けた市の職員の業務を妨害したとしている。

産経新聞 2023/8/23 11:30
https://www.sankei.com/article/20230823-ZWJVMT3S2JMFPE7M53QZYXNVZA/