産んで間もない赤ちゃんを雑居ビルのトイレに放置したとして、神奈川県警察本部伊勢佐木署は8日、住所不定、自称風俗店従業員の女(23)を保護責任者遺棄の疑いで逮捕した。赤ちゃんは搬送先の病院で死亡が確認された。

発表によると、女は7日午前2時15分頃、横浜市中区不老町の雑居ビル内の女性トイレで赤ちゃんを出産し、そのまま放置した疑い。「私がやったことで間違いない」と容疑を認めている。司法解剖の結果、赤ちゃんの死因は不詳で、同署は性別を明らかにしていない。

同署によると、女の知人から連絡を受けたビル内の従業員が、便器内に置かれた赤ちゃんと近くにいる女を見つけた。同署は動機などを詳しく調べている。

読売新聞 2023/12/11 00:33
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231209-OYT1T50096/