AEDで救命された人が7000人超に「その場でいかに早く使うか」 | NHK | 医療・健康
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240128/k10014337901000.html

2024年1月28日 8時10分

心筋梗塞など心臓の異常で心停止になった人に電気ショックを与える医療機器「AED」が一般の人も使えるようになってことしで20年になります。
AEDによって救命された人はこれまでに7000人を超えることが医師などでつくる団体のまとめで分かりました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240128/K10014337901_2401280806_0128081051_02_04.jpg

AEDは心臓が止まった人に電気ショックを与えて心臓の動きを元に戻す医療機器で、2004年7月から一般の人にも使用が認められ、全国に60万台以上が設置されています。

医師らでつくる「日本AED財団」が総務省消防庁のデータをもとにまとめたところ、AEDによって救命された人の数は2022年末までに合わせて7656人に上ることがわかりました。

救命された人の数はコロナ禍でいったん下がりましたが、年々増える傾向にあり、2022年1年間には618人が救命されています。

しかし、誰かの目の前で倒れた人がAEDで処置を受けた割合は4.3%にとどまっていて、財団では積極的な使用を呼びかけています。

日本AED財団の三田村秀雄理事長は「市民がAEDを使うことで7000人以上の命が救われたのは画期的なことだ。平均10分以上かかる救急隊の到着を待っていたら助かる命も助からず、その場にいる人がいかに早くAEDを使うかが救命のカギになっている」と話しています。

救命された男性「救ってもらった命を大切にしたい」

(略)

※全文はソースで。