ファーストリテイリングの柳井会長兼社長の同社株式保有比率は18.2%に低下した
ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が9日までに、同社の株式183万9700株を売却していたことがわかった。柳井氏の保有比率は従来の19.23%から約1%低下し、18.2%になった。

柳井氏が9日に提出した大量保有報告書の変更報告書で明らかになった。柳井氏は1月15日~2月2日に市場内で株式を売却した。9日の終値(3万9710円)で換算すると、約730億円相当になる。

今回の株売却に伴って、柳井氏の親族など共同保有者と合計した保有比率は43.32%から42.3%に低下した。

柳井氏は2023年7月にもファストリ株を約175万株売却し、保有比率が約1%低下していた。

日本経済新聞 2024年2月9日 14:44
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC095EB0Z00C24A2000000/