時価500万円の「遊戯王」トレカ1枚盗んだ疑い 2人逮捕 警視庁
2024/3/22 12:16(最終更新 3/22 12:16)
https://mainichi.jp/articles/20240322/k00/00m/040/133000c

 人気アニメ「遊戯王」のトレーディングカードを盗んだとして、警視庁捜査3課は22日、住所不定で無職の高篠空容疑者(22)と、東京都豊島区東池袋4の無職、三見貫太容疑者(22)を窃盗容疑で逮捕したと発表した。カードは「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」というキャラクターを描いた初期版で、約500万円で取引されることもあるという。

 逮捕容疑は3月13日午後4時50分ごろ、JR秋葉原駅(東京都千代田区)近くのカード販売店で「遊戯王」のトレーディングカード1枚(約498万円相当)を盗んだとしている。高篠容疑者は容疑を認め、三見容疑者は「車の運転はしたが盗むとは知らなかった」と一部否認しているという。

 捜査3課によると、両容疑者は事件後、別のカード販売店で「青眼の白龍」のトレーディングカードを約100万円で売却したといい、それを目撃した人からの情報で関与が浮上したという。