http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180405/k10011391591000.html
今月27日の南北首脳会談に向けて、韓国と北朝鮮の実務協議は5日、軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)で実務協議を行い、およそ4時間にわたって会談の進行や首脳らの警護などについて意見を交わしました。
韓国と北朝鮮の実務協議は当初の予定よりも1日延期されて、5日午前10時すぎ、南北首脳会談の会場となる軍事境界線にあるパンムンジョムの韓国側の施設「平和の家」で始まりました。
非公開で行われた5日の協議には、韓国側から大統領府の儀典担当の秘書官や警護担当の次長などが、北朝鮮側からは国家機関を統括する国務委員会の部長らが出席しました。
協議では首脳会談の進行や首脳らの警護などについておよそ4時間にわたって意見を交わし、午後2時ごろに終了しました。
協議の詳しい内容は明らかになっていませんが、過去2回の南北首脳会談がピョンヤンで行われたのに対し、3回目となる今回は韓国側で開かれることになっており、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が北朝鮮の最高指導者として初めて軍事境界線を越える経路や、両首脳が対面する段取りなどを確認したものとみられます。
また、報道対応もきょうの協議の議題の1つとなっていて、韓国メディアは、取材団の規模のほか、テレビでの生中継を認めるかどうかについても話し合われるのではないかと伝えていました。
韓国と北朝鮮は7日には首脳間のホットラインに関する実務協議を行うほか、首脳会談の議題などについて意見を交わすため改めて閣僚級会談を開く方向でも検討を進めており、今月27日の首脳会談に向けた調整が加速しています。
4月5日 15時33分
今月27日の南北首脳会談に向けて、韓国と北朝鮮の実務協議は5日、軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)で実務協議を行い、およそ4時間にわたって会談の進行や首脳らの警護などについて意見を交わしました。
韓国と北朝鮮の実務協議は当初の予定よりも1日延期されて、5日午前10時すぎ、南北首脳会談の会場となる軍事境界線にあるパンムンジョムの韓国側の施設「平和の家」で始まりました。
非公開で行われた5日の協議には、韓国側から大統領府の儀典担当の秘書官や警護担当の次長などが、北朝鮮側からは国家機関を統括する国務委員会の部長らが出席しました。
協議では首脳会談の進行や首脳らの警護などについておよそ4時間にわたって意見を交わし、午後2時ごろに終了しました。
協議の詳しい内容は明らかになっていませんが、過去2回の南北首脳会談がピョンヤンで行われたのに対し、3回目となる今回は韓国側で開かれることになっており、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が北朝鮮の最高指導者として初めて軍事境界線を越える経路や、両首脳が対面する段取りなどを確認したものとみられます。
また、報道対応もきょうの協議の議題の1つとなっていて、韓国メディアは、取材団の規模のほか、テレビでの生中継を認めるかどうかについても話し合われるのではないかと伝えていました。
韓国と北朝鮮は7日には首脳間のホットラインに関する実務協議を行うほか、首脳会談の議題などについて意見を交わすため改めて閣僚級会談を開く方向でも検討を進めており、今月27日の首脳会談に向けた調整が加速しています。
4月5日 15時33分