農業機械メーカーの小橋工業(岡山市南区中畦)は、テレビドラマ化され人気を呼んだ小説「下町ロケット」にちなんだあぜ塗り機の限定モデルを発売した。原作本の表紙絵を手掛けたイラストレーター木内達朗さんのオリジナル作品が本体に描かれており、500台を受注生産する。
あぜ塗り機は、機体の位置や角度を自動制御して田んぼの四隅を効率良く整えられる主力機種「ガイア」がベース。爪で掘り返した土を押し固めるドラムやセンサー類を覆うカバーに、噴煙を上げながら飛行するロケットのイラストが描いてある。サイズ別に3機種があり、価格は税別99万8千〜182万円。
小橋工業は、中小企業の社長らが自動運転トラクターの開発に挑戦する「下町ロケット ヤタガラス」(小学館)で、原作者の池井戸潤さんに取材協力。作中に登場する耕運爪やあぜ塗り機を手掛ける企業のモデルにもなった。
限定モデルは、人気小説と連携して国内農業への関心を高める狙いで企画した。小橋工業は「日本の農業を救うという小説の理念が当社の方針と合致した。企業ブランドの価値向上や知名度アップにつながれば」としている。
2019年03月07日 19時53分
https://www.sanyonews.jp/article/877429/
あぜ塗り機は、機体の位置や角度を自動制御して田んぼの四隅を効率良く整えられる主力機種「ガイア」がベース。爪で掘り返した土を押し固めるドラムやセンサー類を覆うカバーに、噴煙を上げながら飛行するロケットのイラストが描いてある。サイズ別に3機種があり、価格は税別99万8千〜182万円。
小橋工業は、中小企業の社長らが自動運転トラクターの開発に挑戦する「下町ロケット ヤタガラス」(小学館)で、原作者の池井戸潤さんに取材協力。作中に登場する耕運爪やあぜ塗り機を手掛ける企業のモデルにもなった。
限定モデルは、人気小説と連携して国内農業への関心を高める狙いで企画した。小橋工業は「日本の農業を救うという小説の理念が当社の方針と合致した。企業ブランドの価値向上や知名度アップにつながれば」としている。
2019年03月07日 19時53分
https://www.sanyonews.jp/article/877429/