0001日本人 ★2019/05/04(土) 23:58:14.67ID:PrU6FqgW9
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■本が売れない時代
本が売れない時代であることは確かだ。全国出版協会・出版科学研究所(東京都新宿区)の調査によると、2018年の紙の出版物の推定販売金額は前年比5.7%減の1兆2,921億円で、これは14年連続のマイナスだという。
一方、電子書籍は増えている。こちらは前年比11.9%増の2,479億円だ。電子書籍では特に電子コミックが14.8%増と健闘している。しかし、紙と電子の両方を合わせても、書籍の売り上げは年々減少している。両方を合わせた推定販売金額は2015年から2018年まで順に、1兆6,722億円、1兆6,618億円、1兆5,916億円、1兆5,400億円と確実に減少しているのだ。
■マンガに浸るためのホテル
そのホテル「マンガ アート ホテル トーキョー」は神田錦町にある。書店の街、神保町にも近い。ホテルの入り口に掲げられている「漫泊」とは、マンガを読みながら泊まれるという意味だ。
施設の形態としてはカプセルホテルのようだ。この雰囲気は言葉ではわかりにくいので動画を見て頂くとよいだろう。
■箱根で本に囲まれて過ごす
泊まれるといえば、マンガに限らずあらゆるジャンルの本を約1万2,000冊揃えたホテルもある。
こちらは箱根の「箱根本箱」だ。箱根だけに露天風呂もあり、客室は18室。
本好きの人のためにもさまざまな仕掛けが施されているが、特に著名人が選んだ「あの人の本箱」というコーナーは興味深い。
■深夜の書店を体験できるイベント
深夜の書店を体験できる、本好きであればワクワクするようなイベントを企画しているのがジュンク堂だ。このイベントは、Twitter上で「ジュンク堂に住みたい…」というつぶやきが投稿されたことから始まったらしい。
映画『ナイトミュージアム』のように、普段は日中しか入れない施設の夜には、非日常的な空間が待っていそうな予感がする。そのため、夜の水族館や動物園も人気がある。
同様に、大型書店で一晩過ごせるのは、本好きにはたまらないだろう。そこには昼間と同じ本が並んでいるだけのはずなのだが、なぜかワクワクする。このようなジュンク堂ではいくつかの店舗で、「ジュンク堂に住んでみる」もしくは「丸善ジュンク堂に住んでみる」と銘打ったイベントを行っている。
このイベントは2014年から不定期に各地のジュンク堂もしくは丸善ジュンク堂で行われている。毎回応募者が殺到している人気企画のようなので、今後も続けられると思われる。
■入場料を払ってでも入りたい書店
泊まり込むほどではないが、どっぷりと本の世界に浸れる空間がほしい人には、六本木の「文喫 六本木」がある。
ここは驚くことに、書店であるにもかかわらず入場料1,500円(税別)を支払わなければならない。しかもサブスクリプションというわけではなく、本を購入する時には通常通りに代金を支払う。
したがって、入場料に見合う価値を提案する書店であるということだ。つまり、一日中存分に過ごせる書店になっている。入場料を支払うと、Wi-Fiのパスワードが記載されたバッジヂを渡される。店内での滞在時間も、営業時間内であれば特に制限はない。コーヒーと煎茶は飲み放題だ。
置かれている約3万点の本はすべて売り物だが、店内にいる間は自由に読むことができる。事前に予約しておけば書籍のコンシェルジュが相応しい本を用意しておいてくれる。つまり、Wi-Fi使い放題、コーヒーなど飲み放題、本読み放題であることを考えれば入場料は決して高くない。1,500円など、ビジネス書の1冊でも読み切ればすぐに元が取れてしまう金額ではないか。
■新刊だけを売っている書店
小型ならではの特徴を打ち出しているユニークな書店がある。小型書店の欠点は、たくさんの本を揃えるスペースがないことだ。
「H.A.Bookstore」も新刊だけを売るが、基本的に週末と祝日しか営業しない変わった書店だ。場所は台東区蔵前。
H.A.Bookstoreが新刊だけを販売するのは、新刊が売れなければ作家や出版社が次の本を作るお金を稼げないからだという理由らしい。もっともだ。つまり、新刊を売ることが未来の本につながるという発想だ。
■1冊入魂の書店
新刊だけ販売している書店があれば、さらに絞り込んで、1冊だけ販売している書店もあるから驚きだ。その名は「森岡書店 銀座店」。1冊の本を売るといっても、店内にぽつんと1冊置いてあるわけではない。その1冊の本に関係する品の展覧会を行いながら書籍を販売しているのだ。また、その1冊が出来上がるまでに関わった著者や編集者、デザイナーなどができるだけ店に滞在して、読者に直接手渡しで売るという方針も持っている。
■本が売れない時代
本が売れない時代であることは確かだ。全国出版協会・出版科学研究所(東京都新宿区)の調査によると、2018年の紙の出版物の推定販売金額は前年比5.7%減の1兆2,921億円で、これは14年連続のマイナスだという。
一方、電子書籍は増えている。こちらは前年比11.9%増の2,479億円だ。電子書籍では特に電子コミックが14.8%増と健闘している。しかし、紙と電子の両方を合わせても、書籍の売り上げは年々減少している。両方を合わせた推定販売金額は2015年から2018年まで順に、1兆6,722億円、1兆6,618億円、1兆5,916億円、1兆5,400億円と確実に減少しているのだ。
■マンガに浸るためのホテル
そのホテル「マンガ アート ホテル トーキョー」は神田錦町にある。書店の街、神保町にも近い。ホテルの入り口に掲げられている「漫泊」とは、マンガを読みながら泊まれるという意味だ。
施設の形態としてはカプセルホテルのようだ。この雰囲気は言葉ではわかりにくいので動画を見て頂くとよいだろう。
■箱根で本に囲まれて過ごす
泊まれるといえば、マンガに限らずあらゆるジャンルの本を約1万2,000冊揃えたホテルもある。
こちらは箱根の「箱根本箱」だ。箱根だけに露天風呂もあり、客室は18室。
本好きの人のためにもさまざまな仕掛けが施されているが、特に著名人が選んだ「あの人の本箱」というコーナーは興味深い。
■深夜の書店を体験できるイベント
深夜の書店を体験できる、本好きであればワクワクするようなイベントを企画しているのがジュンク堂だ。このイベントは、Twitter上で「ジュンク堂に住みたい…」というつぶやきが投稿されたことから始まったらしい。
映画『ナイトミュージアム』のように、普段は日中しか入れない施設の夜には、非日常的な空間が待っていそうな予感がする。そのため、夜の水族館や動物園も人気がある。
同様に、大型書店で一晩過ごせるのは、本好きにはたまらないだろう。そこには昼間と同じ本が並んでいるだけのはずなのだが、なぜかワクワクする。このようなジュンク堂ではいくつかの店舗で、「ジュンク堂に住んでみる」もしくは「丸善ジュンク堂に住んでみる」と銘打ったイベントを行っている。
このイベントは2014年から不定期に各地のジュンク堂もしくは丸善ジュンク堂で行われている。毎回応募者が殺到している人気企画のようなので、今後も続けられると思われる。
■入場料を払ってでも入りたい書店
泊まり込むほどではないが、どっぷりと本の世界に浸れる空間がほしい人には、六本木の「文喫 六本木」がある。
ここは驚くことに、書店であるにもかかわらず入場料1,500円(税別)を支払わなければならない。しかもサブスクリプションというわけではなく、本を購入する時には通常通りに代金を支払う。
したがって、入場料に見合う価値を提案する書店であるということだ。つまり、一日中存分に過ごせる書店になっている。入場料を支払うと、Wi-Fiのパスワードが記載されたバッジヂを渡される。店内での滞在時間も、営業時間内であれば特に制限はない。コーヒーと煎茶は飲み放題だ。
置かれている約3万点の本はすべて売り物だが、店内にいる間は自由に読むことができる。事前に予約しておけば書籍のコンシェルジュが相応しい本を用意しておいてくれる。つまり、Wi-Fi使い放題、コーヒーなど飲み放題、本読み放題であることを考えれば入場料は決して高くない。1,500円など、ビジネス書の1冊でも読み切ればすぐに元が取れてしまう金額ではないか。
■新刊だけを売っている書店
小型ならではの特徴を打ち出しているユニークな書店がある。小型書店の欠点は、たくさんの本を揃えるスペースがないことだ。
「H.A.Bookstore」も新刊だけを売るが、基本的に週末と祝日しか営業しない変わった書店だ。場所は台東区蔵前。
H.A.Bookstoreが新刊だけを販売するのは、新刊が売れなければ作家や出版社が次の本を作るお金を稼げないからだという理由らしい。もっともだ。つまり、新刊を売ることが未来の本につながるという発想だ。
■1冊入魂の書店
新刊だけ販売している書店があれば、さらに絞り込んで、1冊だけ販売している書店もあるから驚きだ。その名は「森岡書店 銀座店」。1冊の本を売るといっても、店内にぽつんと1冊置いてあるわけではない。その1冊の本に関係する品の展覧会を行いながら書籍を販売しているのだ。また、その1冊が出来上がるまでに関わった著者や編集者、デザイナーなどができるだけ店に滞在して、読者に直接手渡しで売るという方針も持っている。