0001oops ★2021/11/04(木) 21:07:07.05ID:JA44xUn19
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20211104002285_comm.jpg
亡くなった男性が上司から受け取っていたメッセージ。早朝に「1日中PCの前にいて何をやっているのか?不思議でならない」などと非難する内容だった=遺族代理人提供
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20211104002286_comm.jpg
亡くなった男性が上司から受け取っていたメッセージ。「そんなこともできないのか?」「何をやらせても遅い」などと男性を非難していた=遺族代理人提供
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20211104002287_comm.jpg
男性が亡くなった直後、携帯電話のウェブブラウザーの検索履歴には「人間のキャパ」と残されていた=遺族代理人提供
佐川急便の男性社員(当時39)が上司からパワハラを受け、6月に自殺したことがわかった。会社側はいったん社内調査でパワハラはないと結論づけたが、男性が亡くなった後の再調査で事実関係を認め、9月になって本村正秀社長が遺族に謝罪したという。
4日、遺族側の代理人弁護士が記者会見した。代理人によると、男性は東京都内の営業所でドライバー数十人を管理する業務に就いていた。所内の課長2人が他の社員らの前で男性を厳しく非難したり、メッセージアプリで「うそつき野郎はあぶりだす」「なめ切ってるな」といった暴言、左遷をほのめかす発言などを送ったりしていた。男性は3月には1年近く続けた担当の職務も外された。
2人によるパワハラを指摘する匿名の内部通報が4月にあり、社内調査が実施された。だが、部下への聞き取りもなく「パワハラに該当するような事案は確認できません」と結論づけられた。その後も休日に課長の一人が男性へメッセージを送るなどの動きを継続。男性は6月に亡くなった。
男性の死亡を受け、佐川急便は改めて外部の法律事務所に調査を依頼した。法律事務所は、会社の対応について「従業員が安全に働けるように職場環境を守るという『安全配慮義務』に欠けており、適切な対応を怠った責任がある」と指摘したという。佐川急便は「パワハラが自殺につながった一因と認識している」(広報)といい、遺族に対しては「誠心誠意、対応させていただく」という。
遺族代理人の川人博弁護士は、第三者による調査などには一定の評価をしつつも、男性が生前に業務過多を妻に訴えていたことに触れ、「パワハラを生む土壌には、会社全体の業務量やノルマに構造的な無理があるのではないか」と指摘した。(橋本拓樹)
佐川急便の社員だった男性の遺族は4日の記者会見に出席しなかったが、代理人がコメントを紹介した。おもな内容は以下の通り。
●男性の妻のコメント
あんなに明るくて仕事も楽しいと言っていた夫がまさかこんなことになるとは夢にも思いませんでした。どんなに辛かっただろうと、最期の気持ちを思うと本当に悲しくて立ち直ることはできません。
どんなに謝罪されてももう夫は帰ってきません。会社へは私たち遺族や従業員に対して誠実な対応を望みます。
もう二度とこのようなことがないように、今回のことを決して風化させないで欲しいです。
※以下省略。記事全文はソース元にて
2021年11月4日19時30分
https://www.asahi.com/amp/articles/ASPC465CJPC4ULFA015.html
亡くなった男性が上司から受け取っていたメッセージ。早朝に「1日中PCの前にいて何をやっているのか?不思議でならない」などと非難する内容だった=遺族代理人提供
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20211104002286_comm.jpg
亡くなった男性が上司から受け取っていたメッセージ。「そんなこともできないのか?」「何をやらせても遅い」などと男性を非難していた=遺族代理人提供
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20211104002287_comm.jpg
男性が亡くなった直後、携帯電話のウェブブラウザーの検索履歴には「人間のキャパ」と残されていた=遺族代理人提供
佐川急便の男性社員(当時39)が上司からパワハラを受け、6月に自殺したことがわかった。会社側はいったん社内調査でパワハラはないと結論づけたが、男性が亡くなった後の再調査で事実関係を認め、9月になって本村正秀社長が遺族に謝罪したという。
4日、遺族側の代理人弁護士が記者会見した。代理人によると、男性は東京都内の営業所でドライバー数十人を管理する業務に就いていた。所内の課長2人が他の社員らの前で男性を厳しく非難したり、メッセージアプリで「うそつき野郎はあぶりだす」「なめ切ってるな」といった暴言、左遷をほのめかす発言などを送ったりしていた。男性は3月には1年近く続けた担当の職務も外された。
2人によるパワハラを指摘する匿名の内部通報が4月にあり、社内調査が実施された。だが、部下への聞き取りもなく「パワハラに該当するような事案は確認できません」と結論づけられた。その後も休日に課長の一人が男性へメッセージを送るなどの動きを継続。男性は6月に亡くなった。
男性の死亡を受け、佐川急便は改めて外部の法律事務所に調査を依頼した。法律事務所は、会社の対応について「従業員が安全に働けるように職場環境を守るという『安全配慮義務』に欠けており、適切な対応を怠った責任がある」と指摘したという。佐川急便は「パワハラが自殺につながった一因と認識している」(広報)といい、遺族に対しては「誠心誠意、対応させていただく」という。
遺族代理人の川人博弁護士は、第三者による調査などには一定の評価をしつつも、男性が生前に業務過多を妻に訴えていたことに触れ、「パワハラを生む土壌には、会社全体の業務量やノルマに構造的な無理があるのではないか」と指摘した。(橋本拓樹)
佐川急便の社員だった男性の遺族は4日の記者会見に出席しなかったが、代理人がコメントを紹介した。おもな内容は以下の通り。
●男性の妻のコメント
あんなに明るくて仕事も楽しいと言っていた夫がまさかこんなことになるとは夢にも思いませんでした。どんなに辛かっただろうと、最期の気持ちを思うと本当に悲しくて立ち直ることはできません。
どんなに謝罪されてももう夫は帰ってきません。会社へは私たち遺族や従業員に対して誠実な対応を望みます。
もう二度とこのようなことがないように、今回のことを決して風化させないで欲しいです。
※以下省略。記事全文はソース元にて
2021年11月4日19時30分
https://www.asahi.com/amp/articles/ASPC465CJPC4ULFA015.html