http://www.j-cast.com/2016/06/29271066.html

福岡市を拠点に活動するHKT48が、2016年夏のコンサートツアーの
タイトルに「AKB48グループを離脱」するかを「国民投票」すると掲げ、
ファンの間で話題になっている。

HKT48の顔と言えば、AKB48グループの「選抜総選挙」で初めて
連覇を果たした指原莉乃さん(23)。指原さんは「劇場支配人」を兼務
しており、コンサートにも様々な「仕掛け」をすることが知られている。
仮に「離脱」するとなれば影響は大きそうだが、その「本気度」は必ずしも
明らかではない。早くもファンの間では、今後何が起こりそうか、様々な
「頭の体操」が始まっている。

末っ子チームだったあの頃とは違います」と「本気」を主張

HKTの夏のツアーは2016年7月11日の福岡をはじめに、8月にかけて
山口、愛媛、高知、鳥取、広島、長崎、熊本、宮崎、大分の全10都市で
開催される(8月4日に予定されていた熊本公演は地震の影響で延期が
決まっている)。ツアーの開催自体はすでに発表されていたが、未定だった
タイトルが6月28日夜、AKB48とHKT48のブログなどで発表された。

発表されたタイトルは、「HKTがAKB48グループを離脱? 国民投票コンサート」。
「国民投票」の内容は現時点では全く不明だが、英国の国民投票で欧州連合
(EU)離脱派が過半数を獲得したことを念頭に置いているのは明らかだ。
だが、告知の文章では

「なんだ、また時事ネタかよ...。いいえ違います! HKT48は本気です!!
何も知らない末っ子チームだったあの頃とは違います」だとして、あくまで
「本気」だと訴える。6月18日に新潟市で開票イベントが行われた「選抜総選挙」
では指原さんの連覇に加えて、6位の宮脇咲良さん(18)、9位の兒玉遥さん(19)
の3人が上位16人の「選抜」入り。80人圏内では19人が入賞し、48グループ内では
東京・AKB48の28人、名古屋・SKE48の20人に次ぐ「第3の勢力」で、11人の
大阪・NMB48を大きく突き放した。こういったことを念頭に、

「第一党を十分狙えるグループに成長しました!48連合から離脱し、独自政権を
築くなら今ではないか?それともこのまま残留し、力を蓄えるべきなのか?
お客さんを巻き込んでの離脱論争。元気いっぱいのメンバーたちと思いきり
盛り上がりながら、HKT48の未来をみんなで決めて行きましょう!」

などとしてファンに「信を問う」考えだ。