人気グループ・Sexy Zoneが3日、神奈川・横浜アリーナでコンサート『Sexy Zone presents Sexy Tour 2017〜STAGE』を開催。デビュー5周年を迎えた5人が、会場に集まった1万5千人の観客を前に成長した姿を見せつけた。

 今回は、Sexy Zoneがデビュー5周年を迎えたことを記念したツアー。演出や構成も、菊池風磨を中心にメンバー5人で制作されたという。彼らにとって初めて花道をなくしたステージでは、「Lady ダイヤモンド」などのヒット曲のほか、メンバーのソロ曲にほかの4人が参加するなど、これまでにない試みを披露。「King & Queen & Joker」では菊池考案のレーザーマリオネットという演出で、5人がレーザー光線に操られるような難しいパフォーマンスに挑戦した。

 中盤、ステージ上で行われた記者会見では、デビュー時には14.4歳だったグループの平均年齢が20歳を超えたことに言及。松島聡が「今年で20歳になる」と言うと、菊池は「自分たちでも変な感じ」と、率直な心境を告白。5周年にちなんだ演出についても、「カッコイイ曲はカッコ良くできるように幅を見せたい。大人の余裕を見せることがテーマ」とコンセプトが語られた。

 一方、今回のツアーについて、マリウス葉が「ホテルで1人で寝るのが怖くて(松島)聡ちゃんの部屋に行った」と思い出に触れると、佐藤勝利は「大阪で5人一緒にお風呂に入った」と報告。自分たちのオフィシャルブログで発表するため、「俺たちのセクシーゾーンが写らないように頑張った」と中島健人がエピソードを明かし、会場は大きな笑いに包まれた。

 また、6月17日からスタートするイベント『嵐のワクワク学校2017〜毎日がもっと輝くみんなの保健体育〜』に、嵐の助手としてSexy Zoneが出演することについては、「嵐兄さんとひとつのものを一緒に作り上げることができる、すごく貴重な経験」(菊池)とコメント。親交のある嵐の櫻井翔について聞かれると、「一緒にワクワク学校をやると聞いたときに連絡したら、『よろしく』と返ってきた」と報告した。中島は、「僕は『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で二宮(和也)くんに“明るいエロ本”と名付けられた。今回はテーマが保健体育だし、明るいセクシーなヤツとして頑張る。エロ要素はこのステージに置いていきます(笑)」と意気込みを語った。

 コンサート中盤からは、メンバーが折り重なる場面で中島と菊池がキスするようなパフォーマンスを見せたり、全員がミニスカート姿で楽しく踊ったりと、5人の仲の良さが炸裂。かと思えば、しっとりとセクシーな曲を聴かせるなど、大人になった部分もしっかりとアピール。5人が作詞した曲「STAGE」を歌う際には、「いろんなことがあったけど、メンバーに会うとホッとできた」「何十年先まで、よろしくお願いします」など、それぞれがこれまで歩みを振り返り、ファンやメンバーへの感謝の気持ち、今後への思いを述べた。

 アンコールでは、彼らのデビュー曲「Sexy Zone」を当時の衣装で歌う演出も披露。初々しいファーストコンサートの映像が流れるなか、そのときと同様に1輪のバラを持って歌うことで、あらためて5年間の歩みと成長を感じさせたのだった。

 同ツアーは全国5会場18公演で25万人を動員。横浜アリーナでは8公演を行い、7日に最終日を迎える。

オリコン 5/3(水) 23:21配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170503-00000325-oric-ent