ソース元、2017年5月19日5時0分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170519-OHT1T50018.html

 【仏カンヌ・18日=畑中祐司】元SMAPの木村拓哉(44)が、主演映画「無限の住人」(公開中、三池崇史監督)が特別招待された世界3大映画祭の1つ、第70回カンヌ国際映画祭の公式会見に出席した。

「アウト・オブ・コンペティション部門」に選出され、出演作「2046」(04年、ウォン・カーウァイ監督=コンペティション部門)以来13年ぶりの参加。「ああ、戻って来られたなという感覚」と感慨に浸った。

 カンヌの海岸を見渡す絶景に、木村の疲れは吹き飛んだ。乗り継ぎを含め、計15時間のフライトで17日夜に現地入りした。「監督と一緒にカンヌを歩いている。そのシチュエーションがすごく、充実感がある」。自然と表情がほころんだ。

 カンヌ映画祭は2度目ながら、邦画、主演作で訪れるのは今回が初めてだ。中央に陣取った公式会見の席上。「完全なるメイド・イン・ジャパン。招待していただけたということが(04年と)大きな違い。戻って来られたことに本当に感謝している」。

ソロになって初めて公開された映画は、人気コミックが原作の実写版。「スタートラインに立つこと自体が挑戦」と思い入れは強い。三池監督とのタッグも念願だった。“晴れ舞台”に立てた喜びは大きい。