新しい学校のリーダーズ、ブレイクは「まだ実感ない」。デビューからの8年間を振り返る « 日刊SPA!
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2023年08月12日 和場まさみ

―[インタビュー連載『エッジな人々』]―
 黒髪二つ縛りが印象的なMIZYU(24)、高身長&丸メガネがトレードマークのSUZUKA(21)、ストレートの黒髪が魅力のKANON(21)、刈り上げヘアでキレキレのダンスが特徴のRIN(21)。個性的な4人が出会い、ダンスボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」が結成されたのは8年前。独創的なパフォーマンスがSNSで反響を呼び、’21年に世界デビューを果たした後、今年ついに国内でブレイク。テレビ番組や大型音楽フェスに次々と出演し「紅白出場確定」とも噂される活躍ぶりを見せている。そんな彼女たちの軌跡と、これからの行き先を聞いた。

「制服でふざけてるだけ」と最初は思われてた(笑)

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――ぱっと見から個性の違う4人ですが、そもそもどういう経緯で結成されたのですか?

SUZUKA:「時代に呼ばれた4人が集まった」ってことで。

MIZYU:「小指を繋ぎ合わせた時に運命を感じた」的な?

――結成の経緯は秘密?

全員:まあ、まあ(笑)。

RIN:でもインタビューのたびに聞かれるから、『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)のパーソナリティをやらせてもらった時に、リスナーさんから結成理由を募集したよね。

KANON:そこで「スーパーのお惣菜売り場で、4人同時に半額のおかずに手を伸ばして知り合った」っていうエピソードを採用したので、結成の経緯はそれでお願いします(笑)。

――’20年にリリースした曲「オトナブルー」が今年ヒットし、グループの存在が一気に知れ渡りました。デビューから現在まで、どんな思いで過ごしてきたのでしょう?

https://youtu.be/l446hUqQ7GY

MIZYU:とにかく4人でいることがすごく楽しくて面白くて、昭和歌謡とかヒップホップとか、いろんなジャンルの曲に挑戦し続けてきました。

SUZUKA:だからイヤイヤやった仕事はない!

KANON:歌詞や振り付けも自分たちで考えるんですけど、チームで話し合っているとすごく盛り上がるし、スタッフさんたちとのかけ算もあっていつもすごく面白い楽曲やMVを作ってきたと思います。

MIZYU:でも、これまではメディアに出る機会も少なかったし、曲を出してもアピールできるのがMVくらいしかなくて、それを観てもらえる機会も少なかったし……。

――でもコアなファンはいたのでは?

MIZYU:確かに(笑)。小さなお子さんから60歳以上の方まで、ファンの年齢層は幅広いと思います。なかには家族ぐるみでライブに来てくださる方々もいるんですよ。

RIN:TikTokで私たちのことを知ってくださっている方もたくさんいたんですけど、「制服を着た生徒会の4人がただふざけてる」って思われていて、アーティストとしては認識されていなかったみたいで……。

SUZUKA:それでも毎年ベストを尽くしてきたので、たとえ脚光を浴びなくても、この8年間は成長しかなかったですね。

ブレイクについて「まだ実感ない」

――今年の「オトナブルー」ブレイクについては、どのように感じていますか?

全員:まだ実感ないよね。

MIZYU:街中で自分たちの曲が流れてきたり、テレビのクイズ番組の問題になったりしているのを見るとビックリします。

RIN:芸人さんに真似されているのを見て「そういう存在になったんだな」って思ったり。

SUZUKA:私はFNS歌謡祭で憧れの和田アキ子さんと共演させていただいたりとか、エンターテインメントの回り方みたいなものをすごく感じていて、また新たなスタートを切ったような感じがしてますね。

MIZYU:そうそう。ようやく自信を持って突き進もうと思えた時に世界進出の話をいただいて、その翌年には海外でライブをして、日本の凱旋ライブでは「無名ですけどワンマン」から「無名卒業」になって。なんとなく「前に進めてる」と思っていたところに、まさかの「オトナブルー」がキた。急激に見えて、実はそうした積み重ねのおかげである感じもしますね。

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。