>>10 からの続き
こちらは元公明党委員長の矢野絢也氏が、創価学会から受けた嫌がらせのケースです

以下、矢野氏の著書『黒い手帖』より転載

>じつはこの手帖奪取事件の前後から、私の身辺には異変がおきていた。
>それは何者かによる、私と家族への日常的な監視と尾行である。

>私の自宅の近辺につねにクルマが数台常駐しており、私が外出すると、必ず尾行を開始した。
>それも、いくつかの場所から数台がほぼ同時に発進するので、何者かが自宅をずっと監視しており、
>私が玄関から出てくると、ただちに各車に指令が飛び、尾行を開始する態勢になっているらしかった。

>ここでは身元不詳とあえて言っておくが、複数の人々が極めて組織的に尾行を行っていたこと。
>また、過去の自分の経験から創価学会が尾行という手段をさまざまな場面で使っていたことを指摘するにとどめておく。

>尾行する顔ぶれは毎日同じではなく、おそらく数組のチームがあって、交代しながら行動しているようだった。
>かれらは、つねに連絡をとり合い、私の行くところに先回りして待機していることもある。

>私が電車で移動するときは、かれらも同じ車両に乗り込み、私が下車すると、かれらも下車して足早に改札に先回りする。
>そして私の姿を確認すると、携帯電話で連絡してあらたに仲間を配置させ、ふたたび監視に当らせる。
>これが毎日毎晩、雨の日も風の日も続くのだ。

>こうした車両のナンバープレートは、大宮、習志野、所沢、水戸など都内よりも関東近県が多く、
>乗車しているのは三人程度が常だった。
>それらの車両が複数で、携帯電話を使って連携しながらついてくるのである。
>かれらは比較的若く、Tシャツ姿などラフな格好で、クルマから降りると必ず携帯電話を握り、
>路上で私と視線が合えば、すぐに目をそむけ、電話をしているポーズをとった。
>なお、こちらが依頼していた調査機関や牛込署はナンバープレートから持ち主を調べたが、
>ほとんど新車同然だったにもかかわらず、すでに廃車になってる車両があったという。