https://youtu.be/nmOyFfEZjr4

東京・池袋の車暴走事故の裁判で、遺族からの被告人質問に対して、「わたしの過失はないと思ってます」とあらためて無罪を主張した。

旧通産省幹部の飯塚幸三被告(90)は2019年、池袋で車を暴走させ、松永真菜さん(当時31)と娘の莉子ちゃん(当時3)を死亡させ、9人にけがをさせた罪に問われ、無罪を主張している。

21日の裁判では、妻子を亡くした松永拓也さんが被害者参加制度を利用して被告人質問し、「2人の生前の写真を見てどう思いましたか」と尋ねると、飯塚被告は、「かわいい方を亡くしてしまって申し訳なく思ってます」と答えた。

また、松永さんから「あなたは無罪を主張していますね」と問いただされると、飯塚被告は、「心苦しいが、わたしの記憶ではアクセルとブレーキを踏み間違えていないので、わたしの過失はないと思ってます」と主張した。