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新型コロナのワクチン接種が進むイスラエルで免疫力の低い住民に対して3回目の接種が行われることになりました。接種から半年経つと、効果が低下する可能性が懸念されています。

 イスラエルの保健省は11日、臓器移植を受けた人や免疫力が低下する病気を患っている住民などに向けて「ブースター」と呼ばれる3回目のワクチン接種を始めると発表しました。

 一般向けに3回目の接種を行うべきかについてはまだ検討中だとしています。

 ワクチンを供給するアメリカのファイザーは先週、欧米の規制当局に3回目の接種の認可を申請すると発表しています。

 イスラエルの地元メディアは最近の新型コロナの感染者にワクチン接種を初期に受けた人が一定数いたとして、接種から半年ほど経ち、感染予防効果が弱まっている可能性があると報じています。

 一方で、初期に接種を受けた人の多くが免疫力の低い高齢者だったことから、「結論を出すには時期尚早」という専門家の指摘も伝えています