eig35153が考える、超高速運動体験後の双子のパラドックス

これはかなり以前に投稿者eig35153が着想した、双子のパラドックスに係る疑問だ。 今から超高速運動をする
体験者に課題が出された。 それはその体験者が未だ知らない歌謡曲を、超高速運動中に覚えろというものだ。
体験者は超高速運動中に、録音された歌謡曲を何回か再生して、地球に帰還するまでに曲を覚えた。 疑問とは、
体験者が地球基準系で “ その歌謡曲をまともに歌えるか “、ということだ。

超高速運動で生じる時間遅延は、例えばそれが10年の時間差が生じるなら、地球基準系に住む人間は、それに
応じた容姿になるだろうし、ゼンマイ時計も原子時計もその時間差異を残すだろう。 超高速運動体内部では地球
基準系に対して時間はスローテンポで過ぎる。 さらには、体験者が歌謡曲を記憶に定着させるなどの脳思考活動も、
地球基準系に対してスローテンポで行われる。

その記憶を地球基準系で想起する時に、地球基準系に合ったリズムテンポでそれは歌われるだろうか。 もしそれが
地球基準系のリズムだとすると、体験者の容姿は時間遅延の影響が残っており、時計も明らかに時間遅延の痕跡を
残すのに、体験者の意識や記憶には何の影響も残らないのは矛盾にならないのか。

もしこの指摘が正しいのなら、それは歌謡曲の記憶だけに限ったことでは無い。 高速運動中の、体験者の
脳思考活動全般でそれは起きることになる。 → https://www.youtube.com/watch?v=PgTFATUZXEA