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陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島周辺で消息を絶った事故で、30日は天候が悪く、機体の引き揚げに向けた作業が難航している。

沖縄・宮古島市から、東海テレビ・伊藤大貴記者が中継でお伝えする。

1時間ほど前に朝から降り続いていた雨はやんで、時折、雲の切れ間から光が差し込むようになったが、依然として強い風が吹きつけ、海上に目を向けると船が大きく波に揺られている。

民間のサルベージ船を使っての作業などは、天候不良のため、思うように進められていないという。

4月6日、陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶ち、隊員10人が行方不明になった事故では、これまでに、5人の死亡が確認されている。

水深106メートルの海底で、機体の胴体部分のほか、操縦席などが分離した状態で見つかった海域では、30日、民間の船・航洋丸の船上で、自衛隊員が作業をしている様子が確認された。

引き揚げられた機体は、この船で運ばれるものとみられる。

ただ、30日は天候が悪く、これまでに無人潜水探査機の投入などは行えず、現場では待機の状態が続いていて、午後の作業は、天候を見て判断することにしている。

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宮古島・陸自ヘリ機体引き揚げへ 天候不良で作業難航