https://www.youtube.com/watch?v=0-BeH2bczW4

スウェーデン王立科学アカデミーは9日、今年のノーベル経済学賞をアメリカの経済史学家のクローディア・ゴールデン教授(77)に授与すると発表した。女性の雇用や賃金についての研究が認められた。

アカデミーは、ゴールディン教授の研究が男女の賃金格差の原因を突き止めたと述べた。

ノーベル経済学賞を受賞する女性はこれで3人目。男性との共同受賞でない女性は、ゴールディン教授が初となる。

ゴールディン教授は現在、米ハーヴァード大学で労働市場史を教えている。

アカデミーは、ゴールディン氏が200年にわたるアメリカの労働力に関するデータを調査し、収入と雇用率における男女差が時間とともにどのように、なぜ変化したかを明らかにしたと評価。「女性の労働市場における成果について、我々の理解を前進させた」と述べた。

「今年の経済学賞受賞者であるクローディア・ゴールディン氏は、数世紀にわたる女性の収入と労働市場への参加について、初めて包括的な説明を行った」

「その研究は、変化の原因、そして現在も残る男女格差の主な原因を明らかにした」

https://www.bbc.com/japanese/67062345