みんなが頑張って働くから経済が発展する、というカビの生えた労働観は高度成長の成功体験から来ている。
成功体験が強い人ほど、生活保護受給は怠惰であり悪という発想になる。

しかし、今の日本はモノ余り・カネ余りで高度成長期とは対極の経済状況なのだ。
従って生活保護は善であり、労働力の安売りは悪である、という発想の転換が必要だ。