0313名無しさん@1周年垢版 | 大砲2017/04/16(日) 14:49:28.30ID:+iFpqTBL0 ■世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし (伊勢物語 在原業平) 世の中に桜と云うものがなかったなら、春になっても、咲くのを待ちどおしがったり、散るのを惜しんだりすることもなく、のんびりした気持ちでいられるだろうに。 これには有名な反歌があり 「散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか久しかるべき」 (桜は惜しまれて散るからこそ素晴らしいのだ。世に永遠なるものは何もない) というもの。