雨宮処凛「いつの間にか、私は国内にいながら国際的な最低賃金競争の最底辺にいた」
http://www.magazine9.jp/karin/130626/
森卓「外国人労働者受け入れは新自由主義者のわがまま」
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/25/index2.html
〜得をするのは受け入れ企業、コストをかぶるのは国民全体〜

外国人労働者のメリットというのは、雇った企業のみに現れる。
ところが、そのコストは長期間にわたって全国民にはねかえってくるのだ。
たとえば、小学校の教育一つとっても、外国人の生徒がいれば、コストは10倍はかかるだろう。
外国人労働者本人も失業を頻繁に繰り返すことが予想され、失業保険のコストがかかる。
公的な住宅費もかかるし、市役所のパンフレットも各国語で書くためにコストがかかる。
そして、そうしたコストは雇った企業ではなくて、何の関係もない国民にかかってくるのだ。