犬大好きでネコ大嫌いだった父親。
野良猫が勝手に自分はこの家の子になると決めて
何度父親が捨ててきても戻ってきた。
最後は根負けして飼ったら
ネコってこういう生き物だったのかとしみじみ言ってた。
晩酌してる父親の傍らに座って喉を鳴らしてた。
別に食べ物をねだる訳じゃない。
ネコが死んだら父親はちゃんと墓を勝って弔った。