「Johnson & Johnson、司法省などへ20億ドル支払い 2013年11月 7日」

米医薬・日用品大手のJohnson & Johnsonは11月4日、約20億ドルを米司法当局に支払うことで合意した。
統合失調症薬「リスパダール」などの販売方法が不適切だったとして、司法省などが刑事・民事の両面で調査していた。

過去の支払い分を合わせるとJohnson & Johnsonは刑事処分に対する罰金・利益返還として4億8500万ドル、
米連邦政府・各州との民事和解金として17 億2000万ドルの合計22億ドル超を支払うことになる。
民事の和解は米司法省および全米45州との間で成立した。

日本でもリスパダールは、適応外での処方が頻繁にされる薬で、強い不安感、緊張感、睡眠障害、強迫性障害、
引きこもり等、様々な精神症状に対して処方されているとされる。

河野太郎ブログによると、日本に統合失調症の患者が多いのは、認知症の患者を「おとなしく」させるために(リスパダールを)使用するが、
レセプトに「認知症」と書いたら適応なしとして保険が通らないので、「統合失調症」という病名がつけられるそうだ。

日本ではヤンセンファーマが販売するほか、ジェネリック医薬品が多数あるが、問題にならないのだろうか。