>>740
例えば、上司に怒られる。
比較判断能力を正しく使える人は、次はどうすれば失敗を防げるか、どうフォローしたら損害が抑えられるかなど、現実の利益に沿った思考を展開できる。
比較判断能力が低い人は、そもそもそういったことを考えられない。

鬱になる人は、比較判断能力が高い。
ただし、その能力を自己の存在と結びつけてしまう。

比較判断能力は、現実の状態を向上発展させるために備わっている。現実対処のためにある。
これを自身の内側に関係づけて、かつ否定的傾向に向けられると悪い認知の歪みが発生する。それが塗り重ねられると、鬱になる。
能力が高い人ほど厚く塗り重ねることができる。