ドイツのスポーツ用品大手アディダスは18日、公式スポンサーを務めた米ボストン・マラソンの今年の完走者に
「おめでとう。あなたはボストン・マラソンで生き残った!」との件名で電子メールを送信し、謝罪に追い込まれた。
2013年の同大会で起きた爆弾テロ事件を想起させる不謹慎な件名だとする批判の声が強まっていた。

AFP通信などによると、メールはアディダスの商品を紹介する内容で、
17日に行われたマラソン大会の完走者2万6492人に送信された。

その後、メールを受け取った人々がソーシャルメディア上で「不適切だ」などと批判。
同社はツイッターで「非常に申し訳ない。われわれの過ちを深くおわびする」と謝罪した。

13年の大会会場で起きた爆弾テロ事件では、3人が死亡、264人が負傷した。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017041900708