中韓FTAでは、自由化率(貿易品目の関税撤廃)は、92%(韓国)と同91%(中国)の実現期間が20年と長いことである。
これでは、FTAを結んだと言っても形ばかりである。短期間に、中韓の経済へ大きな効果を及ぼすとはとても言い難い。
中韓の狙いは、「日本外し」をして、日本を羨ましがらせる「感情論」先行であった。
このFTAでは、とうていTTPとは比較もできない「代物」だ。中韓FTAの自由化率は初年度、3%程度の「小物」である。