>>256
天王星は公転面に対し98度傾いている。その南極はへびつかい座、
すなわち銀河中心方向を常に向いている。
天王星系のオペロンに干渉型望遠鏡を設置すると口径57億キロ相当
の解像度を有する電波望遠鏡を得られる。また、アレシボ電波天文台
のような衛星に直接設置する望遠鏡は十分な質量があり、安定において
ハップルの様な軌道電波望遠鏡より格段に精度が高い。
天王星系が太陽との最大離角位置に来る2048年に観測を開始すれば
2091年までに銀河中心の精密観測が完了できる。

天王星系は銀河中心方向から飛来する筈の敵に備え早期警戒に当たる。
また、設置されるレーザーシステムにより光帆推進艦による索敵を開始する。