飲酒運転で女性死亡 懲役17年確定へ

2013年11月21日 21時26分

おととし、長野市で、飲酒運転をしていた当時19歳の元少年が、女性2人を車ではねたあと、1人を引きずって死亡させたとして殺人などの罪に問われた裁判で、
最高裁判所は上告を退け元少年に対する懲役17年の判決が確定することになりました。

当時19歳の元少年はおととし、長野市で飲酒運転をしていて、いずれも当時17歳の少女2人をはねたうえ、1人をおよそ700メートル引きずって死亡させたとして殺人やひき逃げなどの罪に問われました。

元少年の弁護士は「引きずったという認識はなく、殺意はなかった」などと主張していましたが、1審の長野地方裁判所と2審の東京高等裁判所はいずれも殺意を認め、懲役17年を言い渡していました。

これについて、最高裁判所第1小法廷の横田尤孝裁判長は、21日までに元少年側の上告を退ける決定をして、懲役17年の判決が確定することになりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131121/k10013245871000.html


元少年が上告棄却決定に異議申し立て 長野死亡ひき逃げ

2013年12月03日(火)

長野市三輪5の市道で2011年11月、少女2人を車ではね、うち1人を約700メートル引きずって殺害したとして、殺人や自動車運転過失傷害などの罪に問われ、
一、二審で懲役17年の判決を言い渡され、最高裁から上告を棄却する決定(今年11月19日付)を受けた元少年(21)が3日までに、最高裁に決定への異議を申し立てた。

申し立ては11月25日付。

最高裁は申し立ての理由を明らかにしていない。

一、二審判決によると、元少年は11年11月5日未明、長野市の市道を酒気帯びの状態で軽乗用車を運転し、歩行中の無職徳竹優菜さん=当時(17)=と
友人のアルバイト店員の少女をはね、徳竹さんを車の底部で引きずり殺害、少女にも重傷を負わせた。
http://www.shinmai.co.jp/news/20131203/KT131203FSI090004000